Interview

モノづくりに関わる様々な業務が成長の糧
村山 直之(むらやま なおゆき)
開発技術課 課長
2002年入社
入社以来、設計の仕事を中心に幅を広げ、モノづくり全般に関わるようになった。熱い想いを秘めつつ、持ち前のポジティブさを発揮しながらリーダーを務めている。
責任者として多岐にわたる業務をこなし、モノづくりを支える
私の仕事は、開発技術課における業務振分け、品質保証課での品質不良への対応、IT管理、マシニングのプログラム作成や治具等の加工、そしてISO事務局としての業務など多岐にわたっています。開発技術課の業務は、お客様からの依頼(受注品)に対して設計をし、量産が決まった案件に対し量産図面・梱包仕様書・製造管理工程図・納入仕様書の製作等を課員に割り振り、生産がスムーズに進むよう尽力しています。
特に入社して以来、携わっている設計は、考えることの好きな自分にとって、とても魅力的です。お客様のニーズに応じて、社内の共用できる部品や加工技術をあてはめながら、図面を作成していく過程はパズルのような感覚が楽しいですね。
管理職とプレイヤーの両立を目指して
私は、これまで様々な仕事をさせていただく中で、新しいことに挑戦しながら多くを学び、自身が成長してきたと思っています。例えばマシニングセンタ*は、2015年頃に開発技術課に導入されたのですが、活用するための準備を任されて、プログラムソフトの勉強をし、切削加工も一から学びました。その過程で加工の知識が深まったことは、設計やモノづくりに携わるお会社様との打合せに非常に役立っています。管理職になってからは、プレイヤーとしての時間がなかなか取れないのですが、業務改善をしながら、自ら設計やマシニング加工に携わりたいですね。責任者としては、3Dプリンターの扱いも覚えたいと思っています。そうして自分のスキルアップを図るとともに課員の成長を促していきたいと考えています。
*マシニングセンタ・・・中ぐり、フライス削り、穴あけ、ねじ立て、リーマ仕上げなど多種類の加工を連続で行えるNC(Numerical Control:数値制御)工作機械
会社の魅力は、お客様を第一に独自のスタイルを貫いているところ
当社は、創業以来、独自のスタイルを貫いており、変わりやすい世間の風評に左右されないところが魅力だと思います。お客様第一ではありますが、何でも言いなりなるのではなく、意見をしっかり伝えるという、一本筋が通った姿勢を保っています。そのような中で私は楽しく仕事をしてきました。もちろん困難なことはありますが、今後もポジティブに挑戦し続けたいと思っています。
これから社会人になる方へ
「完璧じゃなくていい。でも言われたことだけやるのではなく、プラスαの工夫を。社会人を一緒に学ぼうぜぇ」
モノづくりには、独自の発想や工夫がとても大切だと思います。仲間になる人には、ただ言われたことだけやるのではなく、プラスα、何か工夫をしようという意欲を持っていただきたいですね。一方で、経験がないからと不安になることはありません。当社では、皆が補い合いながら、共にモノづくりをし、成長できますので、安心してきてください。
